オリジナルキャラクターのブランド化を考える

2021年4月3日

自作したオリジナルキャラクターをブランド化してみたいと思いませんか?

例えば、ミッフィーのように世界中の人に愛されたら…。

私自身も2020年の秋ごろに、「コロコロアニマル」という卵フォルムの動物マスコットを作りました。

簡単に動物のデフォルメの作り方のコツをYouTubeにあげた時のに生まれたキャラクターです。

https://youtube.com/watch?v=uhsT6BJNVbE%3Frel%3D0

誰でも簡単に可愛いマスコットキャラクターを作成できるように解説した動画です。

せっかく作ったのだから、ブランドキャラクターとして育ててみようと、「コロコロアニマル」改めて、「あにまるまるぷらんぴ」として、ブランドとして育ててみることにしました。

ブランドとするにはまず認知を上げる。

制作物には著作権が発生します。著作権には、作られた時に発生します。

しかし、著作権があるからブランドとして認められるかは別の話です。

では、ブランドとして認めてもらうにはどうすればいいでしょうか。

ところで、"ブランド“という言葉でイメージすることはなんでしょう?

高級?格式高い?

デザインでは、識別できることとされています。

アパレルブランドでは、ユニクロとかビームスとか同じ「衣服」を扱ってますが、「別の」服と認識されますね。

ユニクロはユニクロのビームスにはビームスの世界観があって、それを商品とともに売り出してます。

そして、ユニクロやビームスを知らない人はいませんね。

この服がユニクロであることを知っている、こっちの服はビームスであることを知っている。

この知っているということがブランドであるということです。

つまり、ブランドを作る上で前提となることは、なるべく多くの人に知ってもらうことです。

良いアプローチをする

今の社会には素敵なものが溢れています。

たくさんの人に見てもらっても、覚えてくれなければ知ってもらったことにはなりません。

覚えてもらうために、アプローチをかける必要があります。

恋愛で考えてみましょう。

片思いの人にどうすれば自分のことを好きになってもらいますか?

 見た目を綺麗にする。

 相手と連絡を取り合う関係になる。

 片思いの人の好きなタイプに入る。

 楽しい時間を過ごす。

…ナドナド。プラスになる関係性を築こうとしますね。

良い経験を築くことで、相手の記憶に残ってもらいやすくなります。

そして、その中から、制作したオリジナルキャラクターのファンが生まれます。

具体的なアプローチ方法 5W1H

では、オリジナルキャラクターをブランドとするためのアプローチ方法を考えてみましょう。

例えば、ミッフィーのように世界中に愛されるにはどうすれば良いのか。

ところで、皆さんはミッフィーを、「いつ」「どこで」「誰に」教えてもらいましたか?

小さい頃に、親に絵本を読み聞かせて知った方や、ミッフィーのグッズをお店でみた方などでしょうか。

私はというと、実のところ、全く覚えていません。

ディズニーキャラクターのミッキーは小さい頃にビデオがあってそれをよくみていました。

私の家にはミッフィーの絵本もキーホルダーもぬいぐるもフィギュアもありません。

家族はミッフィーを知っていますが、ファンではありません。

世界的に知られているキャラクターは、いつの間にかその存在を知ってしまっているのです。

世界的に知られているキャラクターは数あれど、

このブログで例として“ミッフィー”をあげているのは、こうした個人の経験のためです。

もう一つミッフィーを例にしたい理由がありまして、

それは、ミッフィーは初めて世の中に出た時は絵本のキャラクターだったということです。

子どもむけに書かれた絵本は、親が買って、子どもに読み聞かせをします。

ミッフィーという存在は、

「小さい頃」(いつ)「家、もしくは書店」(どこで)「親に」(誰に)よって知るわけです。

いつ、どこで、誰に,,,となんだか聞いたことあるフレーズではないでしょうか。

そう、5W1Hです。

前置きが長くなりましたが、

具体的なアプローチ方法とは、5W1H(Who、When、Where、What 、Why、How)で好印象を与える方法です。

アプローチを当てはめてみる

育成中の私のキャラ、あにまるまるぷらんぴのアプローチ方法を考えてみましょう。

あにまるまるぷらんぴ(設定:ひとめ見て、かわいい!と言われる、ぷにぷにボディの癒し動物)

世の中への露出 Twitter

アプローチ 

Who (誰に向けて)ゆるいキャラクター好きに向けて

When(日時) 朝

Where(相手との接点)Twitter

What(コンセプト・価値)可愛いで癒される

Why (目的・ゴール・影響)

How(手段・方法)GIFアニメ、イラスト

…正直に言えば、「とりあえず、行動を!」ということでTwitterを始めたので、アプローチが弱いなと振り返りました。…Whyの部分が空欄になってしまいました。

アプローチ方法を見直してみようと思います。

参考にミッフィーのアプローチを勝手に当てはめてみましょう。(ネットで拾った情報を元にしています。上にも記載しましたが、ファンではありませんので、違っているかもしれません。)

ミッフィー(設定:うさぎの女の子、赤ん坊〜小学生、ブルーナカラー)

世の中への露出 書店(ブランドになる前と比較するため)

アプローチ

Who (誰に向けて)小さい子どもに向けて

When(日時) 書店の開店時間

Where(相手との接点)書店、もしくは家(親御さんが買ってくる)

What(コンセプト・価値)読者といつも対話(表面を向いている理由)。色へのこだわり。

Why (目的・ゴール・影響)読者である子どもたちの真っ直ぐな目に応えたい。親が読み聞かせる。

How(手段・方法)絵本

比較してしまいますと、ミッフィーの方には"読者といつも対話"から分かるように、「相手」への意識が強いですね。

ターゲットである「小さい子ども」とミッフィーとの接点。その接点には、子どもたちにとって大好きである大人との接点でもあります。

親が自分のために絵本を買ってくれた、もしくは読み聞かせてくれた。

世界的に有名になるキャラクターは、大切な人との好良な関係も築かせています。

まとめ

オリジナルキャラクターをブランド化するには

1,認知を上げる。

2,5W1Hを考えて、良いアプローチをする。

ブランドは自分の中でなくて、相手の中にあるものだよとデザインの先生に言われたことがあります。

お読みいただきまして、ありがとうございました。

文章

Posted by kurona967